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長い[iː]と、短い[ɪ]の発音の違いを確認します。長さだけではなく、舌の高さも違いますので、気をつけましょう。
同じ長い[iː]でも、後ろの続く音によって長さが違います。後ろに何も来ない、または有声の子音が来る場合は長く、無声の子音が来る場合は少し短くなります。
[ɪ] と[e]の発音の仕方は似ていますが、舌の高さが少し違います。[e]は口内の中ほどくらいの高さで、[ɪ] はそれより少し高い位置で調音します。
[e]音でも、暗い[l]の前などではさらに舌の位置が低くなり微妙に音が変化します。それを表すのに[ɛ]の記号が使われることがあります。
舌の位置を低くして、口の中で前後させることで、母音の音が変わります。[æ]が前方、[ʌ]が後方です。
[ɑ]は舌の位置を低くして、口を大きく開いてはっきり喉から声が通るようにします。少し大げさなくらいに、意識して口を開けるようにしましょう。
これらは長さだけでなく、舌の高さも少し違います。どちらも舌の奥の方を持ち上げるようにして発音します。
長母音の[uː]も、後に続く音によって長さが違います。何も来ないか有声の子音が来る場合は、無声の子音が来る場合より倍くらい長くなります。
はっきりした[ɑː]と、あいまいな[ɜː]の使い分けを間違えないようにしましょう。練習では後ろにくる[r]音を発音するようになっています。
間違えやすい長母音と二重母音の組み合わせです。スペルに惑わされやすいので気をつけましょう。